皆さんピースボートをご存知ですか?外国客船をチャーターして1人100万円台からという格安料金で世界一周クルーズを行っているNPO団体で、活動開始から35年・累計参加者は7万人を超えています。
居酒屋や商店街なんかの店先によくポスターが貼ってありますし、最近は新聞テレビ広告も打ってますからなんとなく名前くらいは聞いたことあるのではないでしょうか。
実はこのピースボート、世界一周クルーズだけでなく年に数回ショート・ミドルクルーズも行っています。
今回ピースボートに乗って9日間のニューイヤークルーズを体験してきたのでそのレポートをお届けします。
乗船した「台湾・宮古島ニューイヤークルーズ9日間」のコース内容
今回乗船したのは横浜を出港して台湾の基隆と宮古島に寄港する9日間のコースで、自分・嫁・子供の3人で参加しました。
12/28 | 横浜出航 |
12/29~30 | 終日クルーズ |
12/31~1/1 | 基隆(台湾)停泊 |
1/2 | 宮古島 |
1/3~4 | 終日クルーズ |
1/5 | 横浜帰着 |
クルーズのハイライトは台湾に2日間停泊することと宮古島への寄港。寒い日本を抜け出して南洋で暖かく過ごそうっていう魂胆です。
結論から言うと最高の9日間を家族で過ごすことができました。旅行そのものが楽しいのは当然ながら、完全主夫ならではの目線ですがレストランに行けば黙っててもご飯が出てきますし、もちろん皿洗いもなし。掃除洗濯はスタッフさんが全てやってくれるので正に天国のようです。クルーズは何回行っても飽きないですね。
料金は大人8万9千円から・未就学児無料/小学生30%OFF
気になるクルーズ料金は部屋タイプによって違いますが大人1人8万9千円から。飛鳥2みたいな日本客船の相場が安くても1泊3万円代からということを考えれば格安ですね。
ちなみに未就学児なら乗船料無料・13歳未満の小学生なら大人料金の30%OFFで乗船できるので子連れで参加すればスーパーお得料金で家族旅行が可能。
ピースボートには「子どもアクティビティ」という名の託児サービスもあり親子ともども楽しめるイベント盛りだくさんでいい思い出にもなると思います。
実際、今回1,150人の乗船客のうち子供の数は90人、その家族を含めると約300人とファミリーで参加されている方が多数いらっしゃいました。
その他10代~20代のヤング層も200人程度乗っていたそうなので、いろんな世代の方がいてある意味社会の縮図のようでした。
オーシャン・ドリーム号の概要
ピースボートがチャーターしている船は「オーシャン・ドリーム号」という名の客船。乗員乗客1,500人近く収容可能、人が生活していく上で必要な施設は一通りそろっているので正に海に浮かぶ街ですね。
- 全長・・・・205メートル
- 全幅・・・・26.5メートル
- 総トン数・・35,265トン
でかいです。
廊下も長いです。先が見えないし。
船内生活の一部始終を公開します
クルーズといえば海をながめながらゆっくり過ごすというイメージがあるかもしれませんが、ピースボートは特に洋上クルーズ日は朝から晩まで船内の様々な場所で常に何らかのプログ
ラムが行なわれています。
水先案内人と呼ばれるゲスト(今回は10名以上が乗船されてました)のトークショーやコンサートをはじめピースボートのスタッフさんによる企画・映画上映など朝から晩までイベントが目白押しです。
こちら、とある日の船内新聞です。ご覧の通りプログラムがぎっしり詰まってます。
一方、船上では何もせずゆっくり過ごしたい派も結構います。本を読む・コーヒー飲みながらおしゃべり・ひたすら海を眺めて1日が終わるとか。せっかく日常を忘れてクルーズに来てるんですから何もせずにのんびりするというのは理にかなってると思います。
自分はクルーズはいい意味で最高の暇つぶしだとも思っています。
ピアノやギターの生演奏を聞きながら一杯したり
船から眺める大海原は本当にきれいなのでボケーッと見ているだけであっという間に時間が経ってしまいます。
これ日の出です。めちゃきれいじゃないですか?
自分は興味のあるプログラムに参加しつつ、時間が空いた時に海を眺めながらブログを更新(とたまにジムで筋トレ)するというスタイルです(優雅すぎてすみません!!)。
ここが僕の仕事場です。部屋でもネットは使えるんですけど、太陽の陽が指して気持ちがいいこのスポットが気に入ってます。
2017年は複数のクルーズ取材もあり約1ヶ月間海上で過ごしているうちに、なんとなく船上でも仕事をうまく回せるようになりました。ネット環境もちゃんと整っているので問題なしです。
1日5回の食事も完全無料で食べ放題
クルーズの楽しみの1つとして挙げられるのが食事。ピースボートではモーニングコーヒー・朝食・昼食・アフターヌーンティー・夕食が乗船料金に含まれています。しかも一度に複数のレストランをはしごしても大丈夫。
こちらは船内3つあるレストランのひとつ、「リージェンシーレストラン」という名前でフォーマルディナーやセットディナーがメインで提供されます。
ちなみにピースボートは従来の客船のように厳しいドレスコードなんてものはありません。
フォーマルナイトはおしゃれされている方も多いですが、必須ではありませんし短パン・Tシャツでレストランへ行っても全然問題ないです。こういうカジュアルな点もピースボートの特徴です。
毎晩コースディナーはむしろ食べれないし、結局ごくごく普通の和食が一番美味しかったりします。
しっかりスイーツも毎食出てくるよ。
年明けにはおせち料理がサーブされたんですが、不覚にも写真を撮り忘れるという失態。メニューだけ挙げておきます。
おすすめはオープンデッキでの朝食。朝日と海からの心地よい風を浴びながらご飯を食べるのもまた格別です。
一度に複数観光地を回れるのがクルーズ
今回は9日間という短い期間だったので台湾・宮古島の2箇所しか訪れませんでしたが、世界一周クルーズともなると日替わりで毎日違う国を観光できるくらいのペースで寄港地をめぐることもあります。
しかも寝てる間に勝手に次の寄港地についていますし、通常の旅行のようにホテルが変わる度にパッキングする必要もありません。
一度乗船したら下船まで船室が我が家。荷物は船室に全部置いたまま観光に出かけることが出来るので超楽です。
子連れクルーズのメリット
これ実は子連れで参加されている方が多い理由の1つです。小さな赤ちゃん連れて海外旅行って荷物も多くなるし大変じゃないですか。飛行機に何時間も乗せるのもかわいそうだし親もゆっくりできません。
反面、クルーズにはそういった移動の苦労はありませんし疲れたら船室で昼寝もできます。船内で迷子になっても閉ざされた空間なので絶対見つかるし、体調がすぐれないときは船医さんに診てもらうこともできます。
自分自身子供を連れて何度も船旅に出かけていますが、安心安全に旅行できるのはクルーズの大きなメリットですね。
台湾では1泊オーバーナイトステイ
今回台湾では基隆という港町に寄港し1泊、年末年始を迎えました。船上ではカウントダウンパーティーが行われ、たまたま近くで行なわれた花火の打ち上げも見れました(ラッキー!)。
もちろん現地ではしっかり観光もしてきました。1日目はジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台モデルになったと言われる九份とナイトマーケットへ。
2日目は電車に乗って台北まで足を伸ばしてきました。
あと台湾に来たらタピオカミルクティーは絶対に飲んでおきたいですね。安くてウマイ!!
宮古島ではレンタカードライブ
続いて寄港した宮古島では事前に予約してあったレンタカーで島内観光してきました。1月2日の寄港でしたが、下手したらこれ泳げるんじゃない?って言うくらいの暖かさ(実際泳いでる人いたけどちょっと寒そうだった)で、ビーチはめちゃめちゃキレイだしドライブ風景も最高でした。
食事は定番の宮古そばとデザートにマンゴーシャーベット。
まとめ
クルーズと言えば引退された方やお金持ちが楽しむイメージがあるかもしれませんが、最近はピースボートを含め複数の格安クルーズが日本マーケットに参入しています。
それこそ1泊1万円台からカジュアルな気分で本格的船旅を楽しむことができます。
一度乗ったら病みつきになると言われているクルーズ旅行。本当に最高なのでぜひ一度体験されてみてください。
また絶対乗りたい!!
ピースボート資料請求してみよう
ピースボートの船旅に興味のある方はクルーズ説明会や船内見学会に参加されてみてはいかがでしょうか。またはぜひ一度資料請求をされてみてください。
発表済みのクルーズの詳細パンフレットや早期割引情報、寄港地・船内の様子を記した無料DVDもついてきます。