クルーズ旅行は高くありません。
客室カテゴリーや出発日・コースによって値段は様々ですし、1泊1万円台からでも乗れる格安クルーズは存在します。
しかもクルーズ料金には全食事・エンターテイメント・宿泊費・移動代等が全て含まれているので格安どころかむしろ激安。
今回紹介する船は以下の7船(+番外編1船)。
各社、日本発着1泊1万円台からのクルーズを販売しています。
どれも外国船籍の船ですが日本人コーディネーターが乗船しておりクルーズ初心者の方にもおすすめ。
子連れで遊ぶもよし、夫婦2人で参加するもよし、お友達どうしで参加するもよし。クルーズは誰もが気軽に参加できる旅行形態です。
この記事ではおすすめの格安クルーズを紹介します。
各船実際に私が乗船したときの様子も旅行記も書いているのでぜひ合わせて御覧ください。
1泊1万円台の格安クルーズが人気
この記事ではわかりやすく1泊あたりのクルーズ料金が1万円台のクルーズを格安クルーズとして話を進めていきたいと思います。
「そんなに安い料金でクルーズなんて行けるの?」と思われる方もおられるかと思いますが、今回紹介する船ならまさに1泊1万円台からで参加可能なんです。
なので1泊4万円~5万円が相場となっている「飛鳥2」等の日本船は除外しています。
それから当記事で紹介している船は全て国内の港を発着とするクルーズなので気軽に参加しやすいという大きなメリットがあります。
海外クルーズとなると飛行機で現地に飛ぶ必要があり、それだけでもかなりの出費と移動時間になってしまいます。
国内移動なので旅費を安く抑えることが出来るのは大きいですね。
1.ダイヤモンドプリンセス
まずはじめに紹介するのが「ダイヤモンドプリンセス」。日本発着クルーズを行うのは7年目となっており2021年末まで年を通して日本発着クルーズを行うことを発表しています。
ダイヤモンドプリンセスは2014年の日本マーケット投入時に3,000万ドルという巨額の費用を投じて日本人向けに大改修されました。洋上最大級の大浴場や日本人向けのレストランを設置するなど、日本人のためのクルーズ船とも言えます。
日本語スタッフが数多く乗船していて、船内での放送・印刷物は日本語に翻訳され、レストランでも日本食の提供もあるので心配する必要はありません。
肝心のクルーズ料金ですが客室ランクや出発日の縛りがある場合もありますが、7日間のクルーズ料金が96,000円となっており1泊16,000円の計算になります。
なお新型コロナウイルスの影響で、2021年6月まで運行を停止中となっています。
2021年コースはすでに発表済、商品販売もスタートしています。
ダイヤモンドプリンセスに乗船したときの様子はこちらにまとめました。
2.コスタセレーナ
次に紹介するのはイタリアの船舶会社コスタクルーズが所有・運営する「コスタセレーナ」。
2021年3月~4月は那覇発着、4月~5月は東京発着。6月・7月・8月は「博多」「舞鶴」「金沢」発着、8月末には小樽発着クルーズを予定しています。
船内はイタリアらしい内装とフレンドリーなスタッフ・そして本場イタリアン料理が楽しむことができるのが特徴です。
コスタセレーナの最安値料金は「那覇~東京片道クルーズ5泊6日」のクルーズ料金が33,000円となっています。
さらにコスタクルーズの場合お得なキャンペーンを行っていて「18歳未満の子供はクルーズ代金無料」という大きな特典があるので家族連れなどで乗船する場合はもっとお得になります。
また全キャビン飲み放題プラン付きというのも嬉しいポイントです。
コスタクルーズの乗船記はこちら。
3.MSCベリッシマ
2021年日本に来港するクルーズ船の中で最大級を誇るのがMSCベリッシマ。
乗員乗客合わせて約7,000名、シアターやショッピング施設、プールやジャグジー、フィットネスにディスコ、ボーリングレーンまでありもはや一つの街そのものです。
また20箇所のバー・10箇所のレストランがあり、多彩な食事オプションを提供しています。
船内ではクルーズ専用のシルク・ド・ソレイユショーを楽しむことができます。
4月に日本来港し、計6本の日本発着クルーズを行います。
各コースともに1泊あたり13,000円台からとかなり低めな料金設定と、12歳未満の子供はクルーズ料金というキャンペーンで乗りやすくなっています。
同じMSCクルーズの客船に乗船した際の様子はこちらをどうぞ。
4.クアンタム・オブ・ザ・シーズ
実に5年振りとなるロイヤルカリビアンの日本発着クルーズが発売となりました。
投入されるのは「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」。約17万トンという巨大客船で4月5日・15日出発、いずれも東京を発着とする2本の日本発着11日間クルーズを運航します。
気になるクルーズ料金は2名1室で一人あたり最安値65,000円程度で、なんと1泊あたり6,500円となっています。
おそらく2021年催行される日本国内クルーズではこれが最安値となっているはずです。
ロイヤルカリビアンのクルーズ料金は変動制となっているため、予約状況によっては値上がりすることもあるので一度公式サイトで料金を確認されてみてください。
日本一周クルーズの詳細や船内の様子はこちらにまとめました。
5.セレブリティ・ミレニアム
11年連続で「ベスト・プレミアムクルーズライン」を受賞しているセレブリティ・クルーズ。
近年、毎年春と秋に日本発着クルーズを行っている「セレブリティ・ミレニアム」が2020年ゴールデンウィークに9日間のクルーズを行います。
プレミアムカテゴリーの船にもかかわらず比較的料金はリーズナブルな設定に。世界的にも評価の高いプレミアムシップに乗船することができる貴重なチャンスとなっています。
6.MSノールダム
145年以上の歴史と伝統を誇る上級プレミアム客船のホーランドアメリカクルーズが「MSノールダム」で2021年3・4月に15日間の日本発着クルーズを催行します。
サービスのレベルを保つために、MSノールダムは10万トン以下・乗船客数を2千名以下に制限し、他船と比べて広めのキャビンとなっています。
船内は豊かな木材を利用、美しいフラワーアレンジメント・端正な調度品、美術品やアンティークなど「洋上の美術館」とも呼ばれています。
格調高く歴史や伝統を重んじるクルーズを楽しみたい方におすすめです。
通常料金は230,000円からとなっていますが、スーパー早期割引ならなんと128,000円から販売中(1泊約9,000円)。
7.ピースボート
ピースボートの名前は聞いたことあるのではないでしょうか。よく街なかでもポスターを見かけますしね。ピースボートは100万円台で世界一周クルーズを販売していることでよく知られていると思いますが、実は年に数回ショートクルーズを行っています。
しかも未就学児は無料・小学生は30%OFFという設定もあり、特に家族連れに人気があります。
ちなみに2020年には各2本のショートクルーズが設定されています。詳しい行程や料金設定はパンフレットでご確認ください。
ピースボートに乗ってきたレポートも公開中です。
本来は2020年4月から「オーシャン・ドリーム号」と「ゼニス号」での2隻体制となるはずでしたが、新型コロナウイルス感染拡大影響を受けクルーズは全て中止となってしまいました。
そこでピースボートはコロナ時代に対応した新たなクルーズスタイルを確立するために「パシフィック・ワールド号」での一隻体制への変更を決定。
発表されたばかりのパシフィック・ワールド号世界一周クルーズの行程・料金など気になるポイントをまとめました。
8.クイーンエリザベス
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い日本への配船が取りやめとされたためです。
クルーズ料金は1泊2万円程度となっていて冒頭で定義した「格安クルーズ」からは外れてしまいますが、世界中のクルーズファン憧れの船に日本で乗れるめったにないチャンスなので紹介させていただきます。
日本一周クルーズ・南国クルーズ・ジャズクルーズなど魅力溢れた寄港地をめぐりながら、伝統的なイギリスの豪華客船の船旅が楽しめそうです。
まとめ
クルーズといえば贅沢な旅行で一般人にとってはとても手の届かないものだと言われていたのは過去の話です。海外ではクルーズはすでに大衆化していて一般的な旅行形態のひとつとなっています。
日本でも今回紹介したような外国船が格安な料金で日本マーケットに参入しすでに多くの方がクルーズを楽しんでいます。
食事・エンターテイメント込で観光までできて1泊1万円台で旅行ができるクルーズはかなりコスパ的にも優れていると言えるでしょう。
一度味わったら癖になると言われているクルーズ旅行。本当に楽しいのでおすすめです。
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