【ピースボート乗船記ブログ】パシフィックワールド日本一周19日間の記録

楽しみにしていたピースボート日本一周クルーズの乗船日。

今クルーズは東京発着で北海道から沖縄まで10寄港地(海外寄港として釜山も含む)・6日間の終日クルーズを含む全19日間の日程(2023年7/29~8/16まで)。

さらに新チャーター船「パシフィック・ワールド」での運行ということで1年前の発表時点からかなり楽しみにしていました。

当ブログでは基本毎日更新で日本一周クルーズの様子をお伝えしていくのでぜひお付き合い下さい。

パシフィック・ワールド号の概要

今回ピースボートが新たなチャーター船として選んだのは「パシフィック・ワールド」。

プリンセス・クルーズ社が所有する船で「サン・プリンセス」という船名で運行されていました。

サン・プリンセスは1995年にイタリアで当時世界最大の客船として竣工。デビュー後はカリブ海やアラスカ航路で活躍しました。

2013年から日本発着クルーズに就航し、2019年にはJTBチャーターによる世界一周クルーズを成功させたと船として、日本のクルーズファンには馴染みのある船でもあります。

パシフィックワールドは約7.7万トンとピースボート史上最大の客船。あの飛鳥2が5万トンなのでさらに一回り大きいです。

• 乗客定員・・・2,419名
• 総トン数・・・77,441トン
• 全長・・・・・261. 3メートル
• 全幅・・・・・32.25メートル

後ほど船内施設も紹介しますが、ピースボート乗船歴がある方はいままでの船との違いにびっくりされると思います。

ちなみに今回乗船しているお客さんは約1700名ほどで、日本だけじゃなくアジア圏を中心に外国からのお客さんも多数乗船。

また夏休みというのもあってお子さんも250人も乗ってるらしく、本当にいろんなところからいろんな方が来られてて船内賑わってます。

日本一周クルーズ19日間航路マップ

ピースボートがパシフィックワールドでクルーズを出すのは、前回2023年4月出発の世界一周クルーズに続いて、今回2回目になります。

今年でピースボートは40周年を迎え、記念クルーズの一環として企画されたのが今回の日本一周クルーズ。

他客船でも日本一周クルーズやってますが、だいたい10日前後でせわしなく回るのがほとんどで、今回のように19日もかけて贅沢に日本各地を巡るクルーズは本当にレアだと思います。

ピースボートさんほんとナイス!!

詳しい行程は以下の通りです

日程	寄港地	入港	出港
7/29(土)	東京	–	13:30
7/30(日)	石巻	10:00	20:00
7/31(月)	終日航海	ー	ー
8/1(火)	釧路	6:00	21:00
8/2(水)	終日航海	ー	ー
8/3(木)	利尻島沖遊覧	ー
8/4(金)	小樽	6:00	19:00
8/5(土)	函館	10:30	22:00
8/6(日)	終日航海	ー	ー
8/7(月)	金沢	7:00	ー
8/8(火)	金沢	ー	18:00
8/9(水)	境港	7:00	19:00
8/10(木)	博多	10:00	22:00
8/11(金)	釜山	8:00	20:00
8/12(土)	終日航海	ー	ー
8/13(日)	那覇	7:00	20:00
8/14(月)	終日航海	ー	ー
8/15(火)	高知	7:00	15:00
8/16(水)	東京	16:00	ー

寄港地での時間もしっかり取られているし、終日クルーズもたくさん、クルーズ好きにはかなり魅力的なコースになってます。

チェックイン〜乗船

今クルーズはお台場にある東京国際クルーズターミナルから出航。

ターミナルに近づくとパシフィックワールドの船体が見えてきます。

この「これから乗るクルーズ船が視界に入ってどんどん近づいてくる瞬間」が個人的には一番ワクワクするんですよね。ずーっと楽しみにしてた船にやっとキタ!!的な(笑)

で、実際に間近でみるとやっぱり大きい。

ターミナルに到着するとチェックインは既に始まっていて、手続きが済んだ方から順に乗船も始まっていました。

チェックイン自体はほんの数分で終了。

・パスポート
・乗船券
・クレジットカード(船内サービス精算用)

を提示して軽い説明を受けたら乗船カードを受け取りいざ船内へ。

そしてこの乗船口に向かうのが、第2のワクワクタイミングです。

これまで沢山の船に乗ってきましたが、やっぱり始めての船に足を踏み入れるときはいつもテンション上がります。

今回は内側キャビン

今回の客室は内側キャビンなんですが、元々2人部屋のところをシングルユースさせてもらったので贅沢なほど広い。

今日から19日間ここがマイホームです。

ベッドが大きい!!

デスク周りの収納スペース・クローゼット空間もたっぷりです。

金庫と冷蔵庫もあります

洗面台・シャワールームはこんな感じ。

予定通り出航

そしてパシフィックワールドは予定通り13:30に東京国際クルーズターミナルを出航。

ブラスバンド演奏に見送られながら、パシフィックワールドは定刻通り出航しました

東京湾の眺めも素晴らしい。船は北上して明日は石巻に入港します#ピースボート pic.twitter.com/Y96wraM2jp

— はた@ピースボート乗船中 (@cruise_navi) July 29, 2023

最高の晴れ模様でベイブリッジをあとにしながら眺める東京湾のなかなかの景色でした。

軽く軽食

お昼も過ぎてだいぶいい時間になり、皆さんお腹がすいたのでしょう。

(そういう自分もなんですが)お昼を食べようとビュッフェレストランに言ったんですが結構混んでました。

そんなときは少し時間をずらして行ってみて下さい。

ビュッフェレストランは朝5:00から夜中の24:00までずーっとオープンしてますし、混雑してそうな時間を避ければ列もないし席もだいぶ空いてますから。

ハンバーガー美味しかったです。

船内散策へ

お腹も満たせたので船内散策にでかけてみました。

本当に大きな船なので最初の1~2日はよく迷子になると思うんですが(笑)、とにかく船内歩き回ってれば自然に覚えてしまうので、迷子になる問題は勝手に解決されます。

先が見えない廊下・・・船の大きさが伝わるでしょうか？

まずは船内の中心部にあたるアトリウムを目指すのがおすすめです。

4層吹き抜けの空間になっていてキラッキラで美しい。

パシフィックワールド(旧サンプリンセス)のアトリウム

プリンセスクルーズの雰囲気たっぷり残っていて、船内には旧ブランドロゴがたくさん残ってます

客船好きはニンマリしたり「おおっ」と思うところがあります😊#ピースボート pic.twitter.com/wY9706lWQf

— はた@ピースボート乗船中 (@cruise_navi) July 29, 2023

レセプション・ツアーデスク・売店・レストラン・バーといった沢山の施設があって、人も集まるところなので賑わっています。

まずはここを起点に船内散策をすると良いかもしれませんね。

またはピースボートスタッフさんによる船内ツアーもあるので、それに参加するものいいと思います。

様々な船内企画も

船内で行われるイベントのスケジュールは毎日部屋に届けられる船内新聞で確認できます。

こちら出航日の船内新聞

初日はピースボート代表さんのトークショーというのがあって、いってみたんですがこれがなかなかおもしろかった。

ちょっとクセのあるピースボートですが、40年前なんでどうやってピースボートが誕生したのか？初めてのピースボートクルーズどんな感じだったのか？あの誰もが知るポスターにまつわる面白エピソードなど1時間を超えるお話でした。

で、このシアターもかなり大きくてクルーズ中は様々な講演会が行われたり映画上映もあるので、度々足を運ぶことになりそうです。

絶景の夕日

この日の夕日は絶景でした。

ちょうど富士山が横に見えてて、そこに夕日が沈んでいく。

自分もクルーズ経験多いほうだと自負してますが、今までみた夕日ベストワンかもしれません。本当に綺麗でした。

富士山に沈む夕陽

めちゃめちゃ綺麗。初日から素晴らしい景気を見ることができまた。日本一周クルーズ幸先良いスタート#ピースボート#パシフィックワールド pic.twitter.com/XyoRc1RpJy

— はた@ピースボート乗船中 (@cruise_navi) July 29, 2023

本当に面白いように分単位で目の前の風景がどんどん変わっていくんですよね

これは陸ではなかなか見れない、クルーズならではの景色でした。

夕食

なんだかんだしてるうちに、あっという間に夕食の時間です。

船内にはメインレストランが2つあって、入場時間(第一部17:00/第二部19:30)と共に船側から指定されます。

自分は「MARQUIS」というレストランで第二部に指定されていました。

フルコース料理はいくつかオプションがあって

・前菜
・スープ
・パスタ/魚/肉/ベジタリアン
・デザート

それぞれ食べたいものを選んでいくスタイル

味も美味しく量もちょうどよい。席は相席で他の参加者さんとお話しながら、ゆっくり食べて1時間~1時間半弱くらいで食べ終わる感じでした

お水と食後のコーヒーは無料で、その他アルコール/ソフトドリンクは有料になります。

こんな感じで初日は終了。

明日は10:00に石巻に入港します。続く。