小笠原クルーズ3日目。にっぽん丸は博多港を出港後、1日の洋上クルーズを経て今クルーズメインの小笠原の父島に寄港しました。
7時過ぎ頃から小笠原に近づいてきて朝日を浴びながらキレイな景色を眺めることができました。船の朝はホント気持ちいい!!
ゆっくりと小笠原に近づいていくにっぽん丸デッキからの眺め。海もきれい・島もきれい、朝日を浴びながら気持ちよかったです🌞 pic.twitter.com/2zraycRERL
— はた@GWはコスタベネチア (@hata_cruise) 2019年4月16日
小笠原ではレンタカーを1日借りて島を周遊しながら観光し、帰船後は南島を船上から眺めながらまさかのクジラ登場でホエールウォッチングもできました!!
それでは小笠原クルーズ3日目、少し動画多めでレポートします!!
小笠原父島へ寄港 船は沖止めに
小笠原父島には大きな客船が停泊できる港がないため、沖止めして地元の漁船に乗り換えて島へ上陸という形をとります。
係留ポイントからの島の眺めもすばらしい(多分これ以上島に近づいたら座礁しますww)。
小笠原の父島にはクルーズ客船が着岸できる港がないので船は沖止めに。係留ポイントから眺める父島の景色もなかなかでした。 pic.twitter.com/swKIVCVVzc
— はた@GWはコスタベネチア (@hata_cruise) 2019年4月16日
それで沖には巨大なブイが浮いていてそれに係留するのですが、漁船で作業員の方が乗り込んでるのを見てて面白かったです。ブリッジには船長も出てきて慎重に船を操作している感じでした。
朝食を済ませていざ父島へ上陸
にっぽん丸から父島への通船運行開始は9:30からと時間に余裕があったので、朝ごはんはゆっくり食べることができました。
レストランから係留作業見えてましたけど、大変そうでした(まだやってる!!みたいな)。
朝食を済ませてから支度をしたら父島に出発です。
世界自然遺産として登録されている小笠原諸島へのユネスコからの要請事項として「侵略的な外来種対策を維持すること」があげられています。
その取組として船内でも泥落としマットの設置と粘着ローラーで衣服に付着している(かもしれない)虫や植物の種等を取り除く対応がされてました。
通船から港まではほんの2~3分の距離。あっという間に到着です。
小笠原父島にはクルーズ客船が入港できる港がないので、地元の漁船にのりかえてからの上陸になります。ほんの2~3分の距離ですが楽しいww pic.twitter.com/eZ3Q6iggVT
— はた@GWはコスタベネチア (@hata_cruise) 2019年4月16日
上陸地点である二見港の様子
小笠原父島港の様子です。本土では見たことがない樹木があったりして、いかにも南の島に来たって感じです。 pic.twitter.com/kOf2xQ4Gtd
— はた@GWはコスタベネチア (@hata_cruise) 2019年4月17日
樹木とかも見たことがないやつばかりです。写真には撮れなかったですけど、小笠原にしか生息しない固有の鳥の姿も見ることができました。
大陸とつながったことがない小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」と言われるほどで、海を越えてたどり着いた生物たちは競争相手の少ない環境で独自の進化を続けているようです。
何を指さしているのかわかりませんでしたが、おもしろい象があったので写真撮ってみました。
港のそばには大村海岸っていう海岸があるんですが、海がめちゃめちゃキレイで船も見えるし写真スポットです。
ちなみに小笠原って緯度的には沖縄と同じらしく、海開きは1月1日で海閉(?)は12月31日だそうです。つまり年中海水浴が楽しめるとのこと。
この日はちょっと風があって肌寒かったので泳げなかったんですが、夏にでも来たら最高でしょうね。
小笠原父島の大村海岸。最高にキレイでした。夏にまた行きたい。 pic.twitter.com/GQ0TnzoDCN
— はた@GWはコスタベネチア (@hata_cruise) 2019年4月16日
この日はおがさわら丸(東京からの定期船)の入船もなかったので街は閑散としてる感じでした。
港の近くには観光会館があって無料マップやパンフレットが手に入ります。係の方もいらっしゃるのでおすすめスポット紹介してもらったり質問があれば何でも答えてくれます。
世界遺産認定書も飾ってあります。本物かな?
1日レンタカーを借りて父島観光へ
父島ではJTBさん主催のオプショナルツアーが催行されていましたが、我が家は1日レンタカーを借りて自由行動にしました。
1日レンタカーといっても、10時くらいに上陸して夕方には船に戻らないといけなかったので実質の滞在時間は半日程度といったところでしたが、島一周ドライブするのは1時間もあれば十分で一通り見て回ることができ満足でした。
島内バスもあるみたいですが1時間に1~2本の運行とかなので、自由行動ならレンタカーがおすすめ。
ちなみに今回は「ササモクレンタカー」というところで車をレンタルしました。「小笠原 レンタカー」でググってみると数社ヒットすると思いますが、ササモクレンタカーは港から徒歩10分くらいの場所にあって近いのでおすすめです。
小笠原は東京都なので車のナンバーも品川です。車体には結構傷があって貸出時もチェック表とかなかったので「返却時にもめないかな??」と正直思ったんですが、大丈夫でした(笑)。島ならではのゆるさでしょうか。
適当にビーチを回ったり絶景ポイントを訪れたりとのんびりすごしました。
父島で一番高い山「中央山」からは島全体を眺めることが出来ます。
小笠原父島最高峰の中央山(標高319m)からの眺め。島全体を見渡すことができます。 pic.twitter.com/m9ozN1C9Qb
— はた@GWはコスタベネチア (@hata_cruise) 2019年4月17日
長崎展望台という場所からは兄島と兄島瀬戸が望めるこちらも絶景。海の色なんか最高にキレイでした。父島が海底火山の隆起によってできた島の証である溶岩も観察できます。
父島の長崎展望台からの眺め。海の色が最高にキレイです。 pic.twitter.com/f4JajaQQiq
— はた@GWはコスタベネチア (@hata_cruise) 2019年4月17日
そんな感じで島を一周したあとは港に戻ってきて、おしゃれなカフェで軽食をとったりお土産見たりしてにっぽん丸へ帰船しました。
地元の見送りとホエールウォッングがすごかった
小笠原クルーズといえば、出港時の島人による盛大な見送りが有名です。何隻もの地元漁船やクルーザーが(何故か演歌を爆音で流しながら)沖まで並走しながらついてきて手を降ってくれます。夕日の美しさも相まってちょっとした感動モノです。
父島出港シーン。地元の方の見送りは感動に残りました。ありがとうございました。 pic.twitter.com/EqsA0W1N3o
— はた@GWはコスタベネチア (@hata_cruise) 2019年4月17日
そして実はこの小笠原周辺はこの時期クジラの繁殖地域として多くのクジラが集まってくる、国内屈指のホエールウォッチングフィールド。
この日も見事にクジラが現れてホエールウォッチングを楽しめることができました!ラッキー!
うまく撮れなかったですけど、何度もバシャーン!てやってました。
クジラ見れたらいいな・・・くらいの気持ちで期待していなかっただけに嬉しさ倍増です。
帰船後もクルーズは楽しみがたくさん
朝から小笠原を楽しんで1日を満喫した感がありますが、クルーズ船内の楽しみはまだまだ続きます。
本日のディナーは金目鯛のファルシと牛ほほ肉メインのコース料理です。
子供がキッズメニューを食べてみたいというので、頼んでみたらめちゃ可愛いのが出てきました。
食事後も夜のエンターテイメントを楽しんで、最後は寝る前に大浴場につかって1日の疲れを癒やしました。
うーん、やっぱりクルーズ最高。
明日は朝の6時頃に硫黄島に接近するということなので早起きです。