先日、JTBチャーターによるにっぽん丸小笠原クルーズ6日間の船旅に参加させていただきました。
チャータークルーズは通常のクルーズとは違って普段なかなか寄港することがない地域をコースに組み入れたり、国内の有名エンターテイナーをゲストとして呼んだりと、いつもとはちょっと違ったクルーズを体験できるのが大きな特徴です。
今回私が乗船したのも博多港から小笠原へ向かうコースで(関東~小笠原というコースはよくありますが、九州~小笠原というコースは珍しい)、正にチャータークルーズだからこそこういう行程が実現できたのではないでしょうか。
この記事では、初めてチャータークルーズを経験してみてわかったチャータークルーズのメリットやデメリットについてまとめてみました。
JTBチャータークルーズの特徴
通常のクルーズは船会社がコース日程・料金等を決めてそれを代理店や旅行会社が販売するという形を取りますが、チャータークルーズは一定期間船をまるごと貸し切り企画販売までを行います。なのでチャータークルーズだからこそできることがあるんですね。
JTBのチャータークルーズには大きく分けて3つのブランドがあります。
- 碧彩季航(あおいろきこう)
- 亜細亜街道(あじあかいどう)
- 燦くる~ず(きらめき)
2021年に催行される各チャータークルーズの行程を下にまとめました。
「碧彩季航」は主に首都圏で集客販売している商品で、「亜細亜街道」「燦くる~ず(きらめきくるーず)」は九州方面で販売されています。
私が乗船したのは亜細亜街道の方で、というわけで出発も博多港。
「碧彩季航」の方は2016年に日本船3隻をチャーターし12ヶ月の間に5本のクルーズを実施。日本を代表するクルーズ企画になった感さえあります。そしてこの年、JTBさんはクルーズ・オブ・ザ・イヤーの優秀賞を獲得しました。
クルーズ好きの間ではよく知られたブランドですね。
チャータークルーズのメリット
チャータークルーズのメリットとしては冒頭ですでにふれましたが、旅行会社独自のコース設定やイベントで普段とは違ったクルーズを体験することができることです。
それからJTBの添乗員さんも多く乗船されるので船内でのサポートも手厚めです。特に外国船クルーズは日本語が通じなくて心配というときでも頼りになる存在です。
JTBチャータークルーズリピーター特典もあり。寄港地観光に無料で参加できたりもします(寄港地ツアーって高いのでこれはかなりお得です)。
チャータークルーズのデメリット
チャータークルーズだからといって大きなデメリットは特にないと思います。
強いて言えば、船会社側がやっているリピーター割引が受けられないことと、株主優待制度が利用できないことでしょうか。
自分もチャータークルーズは今回はじめて経験しましたが、「チャーター故にこれは悪かった」なんてこともありませんでした。
スペシャルディナーとイベントもオリジナル
更にチャータークルーズオリジナルの料理とエンターテイメントも見逃せません。
こちらは「亜細亜街道スペシャルディナー」で提供された実際の料理です。
大型客船では食材の数量を揃えるのがかなわない現地調達も、ちいさなにっぽん丸ではそれが実現可能。旬な食材を使ったにっぽん丸の特別ディナー。
まるで高級料亭で出てきそうなクオリティです(ものすごく美味しかったです)。
あと、毎晩開催されるエンターテイメントショーのゲストもすごい。写真・動画撮影は禁止されていたのでその様子をお伝えすることができませんが、紅白出場経験者やアカデミー賞音楽賞受賞歴のある音楽家、メジャーデビューしているアーティストなど豪華メンバーです。
これだけの料理とエンタメが毎日あることを考えると、意外とクルーズ旅行もコスパの良い旅行ではないでしょうか。
実際に乗ってきた!!JTBチャータークルーズ乗船記
チャータークルーズといっても国内船・海外船と様々な船を貸し切っていますが、今回乗船したのは「スモール&ラグジュアリー」をコンセプトとしたにっぽん丸で行く小笠原クルーズ6日間のコース。
別記事に6日間の船旅レポートも掲載していますのでぜひ合わせて御覧ください。