2019年3月に就航したばかりの新造船「コスタベネチア」に乗船してきました。
JTBがゴールデンウィークに行なった8日間に渡るチャータークルーズで、10日間の連休ということもあって約4,500人もの乗客が乗船。
新造船でクルーが慣れてない&満室ということもあり、途中混乱するシーンも多くありましたが良かったところ・悪かったところ全部ご紹介したいと思います。
コスタベネチア8日間クルーズの概要
まずはコスタベネチアの概要から。
- 総トン数・・・ 135,500トン
- 全長・・・・・ 323.6メートル
- 全幅・・・・・ 37.2メートル
- 全高・・・・・ 80.45メートル
- 最大乗客数・・ 5,260人
でかいです。でかい。
長さは東京タワーとほぼ同じ。総デッキ数15あって、フードダイニング&バー施設10箇所以上、シアター・カジノ・免税店・プールなどなど文字通り海に浮かぶ街といった充実ぶり。
アップルウォッチで歩数はかってましたけど余裕で毎日1万歩を超えてました。そのくらい大きいな船でした。
船体の近くにいたらカメラに収めるのは無理なくらい。
コスタベネチア大きすぎる問題(笑)
総トン数 135,500トン
全長 323メートル
全幅 37メートル
全高 80.45メートル
乗員数 5,260人
乗組員数 1,200人 pic.twitter.com/bRc5XmOwqU— はた@週末はシルバーミューズ (@hata_cruise) 2019年5月9日
ちなみに今クルーズは約4,500名のお客さん(0歳から100歳までいたらしい)と1,200名のクルー、合わせて6,000弱もの人を運んでいたそうです。
そんなコスタベネチアですが、イタリア・トリエステからマルコポーロが旅した航路をたどる53日間の処女航海の終着点として東京へ寄港。そしてそのままJTBによるチャーターになったので、僕たちは記念すべき第2回航海のお客さんです。
7泊8日の行程はこんな感じです。
4/29 | 東京 |
4/30 | 終日航海 |
5/1 | 鹿児島 |
5/2 | 終日航海 |
5/3 | 台湾 |
5/4 | 終日航海 |
5/5 | 終日航海 |
5/6 | 東京 |
2つの寄港地と4日間の終日クルーズと船旅好きにはなかなか嬉しい配分でした。
チェックイン ~ 乗船
当日の集合場所は品川にあるガーデンシティ。ここから30分ほどシャトルバスに揺られて大井ふ頭へ移動です。
4,500人もの人が乗船なので集合時間は客室カテゴリー別に指定されていましたが、それでもチェックイン会場は大混乱。
船へのシャトルバス待ちの人たち。椅子なくてみんな床に座ってるよw。いつ船に乗れるかな? pic.twitter.com/hmonjkzrm8
— はた@週末はシルバーミューズ (@hata_cruise) 2019年4月29日
シャトルバス待ち・船側のシステム不具合などでチェックインから乗船までなんと3時間もかかりました。
船に乗る前からめちゃめちゃ怒ってるお客さんとかいましたね。ココらへんは僕も思い出すとムカついてくるので省略します(笑)。
で、やっとのことで乗船。今回はバルコニー付きのキャビンです!!
コスタベネチアキャビンの様子になります。インサイドで充分だと思ったけど、申込み時にすでに完売。しょうがなくバルコニー付きにしたけど、部屋も広かったしやっぱりバルコニーあるとないでは全然違いますね。
ちなみにこれで1人189,800円です(子供は無料)。 pic.twitter.com/eNSjQhOGYZ
— はた@週末はシルバーミューズ (@hata_cruise) 2019年5月9日
船室は家族3人には充分な広さ(インサイドキャビンはもうちょっと狭かったみたい)。1日に2回クリーニングが入るし、8日間とても快適に過ごすことができました。
収納も有り余るほど。
バスルームはちょっと狭めでした。
こんなので大丈夫?最悪の避難訓練へ
エンバケーションのオペレーションも最悪でしたけど、避難訓練もなかなか最悪でしたねww。ていうか、これは人命がかかってくるやつなんでホントアウトだと思いましたけど。
というのも避難訓練に指定された時間に集合場所へ行ってもクルー誰一人として現れなかったのです。結局一時間近くなんの船内放送も指示もないまま、お客さんだけがずーっと待たされているという状態。
コスタクルーズといえば2012年にコスタ・コンコルディアを座礁させて32人の死者を出しましたけど、あの事故は一体何だったんだろうというくらいの意識の低さだと感じました。
やっとクルーが来たかと思えば適当にお客さんのIDカードをスキャンして終わり。これまでにいろいろなクルーズ船に乗ってきましたが、あんなにいい加減な避難訓練は初めてでした。
自分自身も過去にクルーズ船のクルーとして働いていた時に一番厳しかったのがセーフティー関連だっただけに余計に気になりました。
あの船で万が一のことが起こった時に助かる気がしません(笑えないけど笑)。
初日のディナーも結構大変だった・・
無料で利用できるコスタベネチアのメインレストランは3つあって、1つはバイキングの「リドマーケットプレイス」とアラカルト料理の「マルコポーロ」と「カナル・グランデ」の2つ。
夕食に関してはアラカルトの場合はレストランとテーブル・入場時間が指定されています。
で、また初日のディナーの流れがまた最悪だったので記録に残しておきますねw。我が家はセカンドシーティングに振り分けられていて入場時間は20:00と指定されていました。ところがいろいろと船側の事情のせいで遅れに遅れて入場できた時点ですでに21:00過ぎ。
ここでも怒ってるお客さん多数。JTBのスタッフさんは「いや、これは船側の事情で・・・」とか言い訳して更に火に油を注ぐ(笑)。お客さんからしたらJTBも船会社も一緒。チャーターしてる以上は他人事みたいなこと(思っていても)言ってはいけない。
そんでそこからオーダー取って、料理が運ばれてきたのがほぼ22:00。うちの子供はもうお腹すかせすぎてテーブルにあったパンを食べまくってそれだけでお腹いっぱいになってましたよ。
ちなみに2日目になってから「前日のオペレーションの不手際すみません。サービスチャージは無料とさせていただきます」的なお詫びのレターがしっかり入ってました。
お詫びのレター
こんなの言い訳にしか聞こえないし、「いや、そんなの知らんがな」て感じですww
ていうか、なんの説明もなくずーっと待たされてるのが一番キツかった。放送一本入れればいいでしょ。 pic.twitter.com/K2ZSBT7IZZ— はた@週末はシルバーミューズ (@hata_cruise) 2019年5月10日
肝心の夕食も載せておきますね。ここでの食事はすべてクルーズ料金に含まれていて好きな料理を好きなだけ注文してオッケーです。メインディッシュ2つにデザート2皿みたいに好きなやつだけ頼んでも大丈夫です。
ということで、GWコスタベネチア乗船記第1弾でした。くたびれてこの日は船内散策もほとんどせずキャビンへ直帰。
2日目からはオペレーションも通常運転になってだいぶ落ち着きました。東京を出発したコスタベネチアは1日の洋上クルーズを挟んで鹿児島へ出発です。
ひたすら海を眺めている人たち。
これわかる。別に何があるわけでもないのにずーと見てられる。1日中何もせずにボケーっとしているのが何気に幸せだったりする。
何もしないという贅沢。 pic.twitter.com/Ofo19c4wgb
— はた@週末はシルバーミューズ (@hata_cruise) 2019年5月14日
ぜひ続きも読んでもらえると嬉しいです。