※本記事はプロモーションを含みます
「クルーズ」という言葉を聞いてる飛鳥2やタイタニック、豪華な世界一周クルーズを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかも1泊数万円・世界一周なら何百万円もする高額旅行で、セレブやお金持ちだらけの特別な空間というイメージだと思います。
日本ではクルーズ旅行は高いというイメージが定着してますが、近年は1泊1万円台からクルーズを提供する外資系の船が日本マーケットに複数参入していて人気を博しています。
しかもクルーズ代金には食事代・宿泊費・移動代・エンターテイメント等は全部含まれていることを考えればものすごくコスパが良い。
クルーズ旅行は高いという思い込みは捨ててください。
今回は過去にクルーズ船員として働いていた&現在クルーズライターとして毎年多くの船に乗船している私が、1泊1万円台からと格安で参加できるおすすめのクルーズ船をまとめて紹介します。
カジュアルクルーズなら1泊1万円台で行ける
世界で展開しているほとんどのクルーズ船が1泊1万円台(100ドルとか100ユーロ)で乗船可能なカジュアルクラスに分類されます。
海外ではここ10年の間に乗客定員5,000人~といったメガシップが続々とデビューしていますが、それらも全部カジュアルクラスになります。
ビジネスモデル的には規模の経済で食材費や人件費を大幅に下げたりすることができるので、なるべく安い基本料金で多くの乗客を集めて、あとはアルコール・オプショナルツアー・カジノ等でお金を使ってもらって利益を上げるという戦略です。
クルーズ期間も3・4泊から1週間程度と比較的短く、面倒なドレスコードを廃止して気軽に多くの人が参加しやすいようにと工夫されています。
そして、これまで日本船に独占されていたマーケットに風穴を開けようと数年前から日本にもこのようなカジュアルクラスの船がどんどん参入してきています。
近年は「コスタクルーズ」「プリンセスクルーズ」「MSCクルーズ」といった外資系の船がそれこそ1泊1万円台からという料金設定でクルーズを販売し、満室が続く状態になっています。
しかも冒頭でも触れたようにクルーズの基本料金には以下のものが含まれています。
- 船の運賃
- 食事
- エンターテイメント
- 移動代
- 宿泊費
更には、オンボードクレジットのプレゼントキャンペーンや早割や直前割で数万円OFFなんてのはどの会社もやってますから、出発日や客室カテゴリーを選ばなければもっと安くなることもあります。
テレビ等では物凄く豪華で高そうな演出をしていますが、実はクルーズはコスパの良い旅行形態なんです。
それではここからおすすめのカジュアルクルーズを紹介します。
1位:MSCベリッシマ
2023年日本に来航するクルーズ船の中で最大級を誇るのがMSCベリッシマ。
乗員乗客合わせて約7,000名、シアターやショッピング施設、プールやジャグジー、フィットネスにディスコ、ボーリングレーンまでありもはや一つの街そのものです。
また20箇所のバー・10箇所のレストランがあり、多彩な食事オプションを提供しています。
MSCクルーズは良心的な料金設定で18歳未満はクルーズ料金無料なので家族でクルーズ旅行にもおすすめ。
実際に自分も乗ってきました。こちらの乗船記も合わせて御覧ください。
2位:ダイヤモンドプリンセス
まずはじめに紹介するのが「ダイヤモンドプリンセス」。日本発着クルーズを行うのは10年目となっており2024年までは年を通して日本発着クルーズを行うことを発表しています。
ダイヤモンドプリンセスは2014年の日本マーケット投入時に3,000万ドルという巨額の費用を投じて日本人向けに大改修されました。洋上最大級の大浴場や日本人向けのレストランを設置するなど、日本人のためのクルーズ船と言っても過言ではありません。
日本語スタッフが数多く乗船していて、船内での放送・印刷物は日本語に翻訳され、レストランでも日本食の提供もあるので心配する必要はありません。
実際に乗船したときの様子はこちらに
3位:コスタセレーナ
イタリアの船舶会社コスタクルーズが所有・運営する「コスタセレーナ」。
コスタセレーナの船内はイタリアらしい内装とフレンドリーなスタッフ・そして本場イタリアン料理が楽しむことができるのが特徴です。
コスタセレーナの最安値料金は「佐世保発着2泊3日」のクルーズ料金が28,400円となっています。
さらにコスタクルーズの場合お得なキャンペーンを行っていて「18歳未満の子供はクルーズ代金が1人につき1泊5,000円」という大きな特典があるので家族連れなどで乗船する場合はもっとお得になります。
また全キャビン飲み放題プラン付きというのも嬉しいポイントです。
我が家も実際にコスタクルーズに乗船してきました。
旅行代金は家族3人でトータルたったの10万円という魅力的なものでした。
多くの写真とともに乗船レポートをまとめたのでぜひ御覧ください。
参考:コスタクルーズ公式サイト
4位:ピースボート
ピースボートの名前は聞いたことあるのではないでしょうか。
よく街なかでもポスターを見かけますしね。ピースボートは100万円台で世界一周クルーズを販売していることでよく知られていると思いますが、実は年に数回ショートクルーズを行っています。
しかも未就学児は無料・小学生は30%OFFという設定もあり、特に家族連れに人気があります。
2023年夏には19日間の日本一周クルーズが設定されています。
就航したばかりのパシフィックワールドで行く世界一周クルーズの行程・料金など気になるポイントをまとめました。
早速パシフィックワールドクルーズに乗ってきました。実際の船旅の様子をまとめたので、ぜひこちらも合わせてご覧下さい。
ラグジュアリークラスで優雅な船旅も
ここまでで紹介してきたカジュアルクルーズは例えるなら「リゾートホテル」といったイメージですが、ここからは「海に浮かぶ高級旅館」とも言えるラグジュアリークルーズを挙げて行きます。
どれも日本船で日本人のために作り込まれた船旅となっています。
大浴場完備・食事も日本人シェフによる日本食をメインに(洋食フルコースもあり)、最高のおもてなしのサービスを提供。
船のサイズも比較的小さいので乗船定員も限られますが、逆に落ち着いた雰囲気でのんびりと船旅を楽しみたいという方におすすめ。
1泊あたり平均5万円前後となっており、どちらかというとシニア層向けになっています。
1位:飛鳥2
日本最大級の豪華客船「飛鳥2」。
1992年から連続で「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」を獲得し続けている日本を代表するクルーズ船です。
総トン数約5万トン。パブリックスペースの数や規模は日本船の中で1番充実していて、乗客1人あたりのスペースは世界トップレベルを誇ります。
1泊2日のショートクルーズから世界一周クルーズまで幅広いコース設定で商品ラインアップも豊富です。
2位:にっぽん丸
総トン数約2万トンという小型船ではありますが、大型船では入港できないような小さな港に入ることができるのが特徴。
小型船のメリットを生かした大型船では実現が難しい魅力的なコースを楽しむことができます。
また別名「美食の船」とも呼ばれており、食事のレベルは業界最高峰と称されています。