ヴァーゴで行く横浜発着クルーズ2日目は静岡県の清水港に寄港。午前7時という早い時間の入港でしたが我が家は子供もいるし、オプショナルツアーにも参加しなかったので朝は少しゆっくりと過ごしてからの観光となりました。
ビュッフェ朝食へ
ヴァーゴでは3つのレストランを無料で利用することができます。1つは昨晩夕食を食べた「パビリオン」という中華レストラン。そして2つめが今回朝食を取った「リド」というビュッフェレストランです。
ここでは朝食、モーニングティー、昼食、アフタヌーンティー、夕食、夜食と最大1日6食の食事が提供されます。
セルフサービスでフリーシーティングなので気軽に利用できることもあり、もしかしたら8日間のクルーズで一番の頻度で利用するレストランかもしれません。
リドでは洋食・中華をメインとした食事が提供されています。
子供はフルーツが食べ放題なことに異様なくらい喜んでましたね。
あと個人的に当たりだったのがヌードルです。朝から麺類どうしようかな〜と悩んだのですが、美味しそうで誘惑に勝てず食べてしまいました。注文したら目の前で料理してくれます。あとはお好みで薬味を加えてできあがり。やみつきになりそうなくらいホントおいしかったです。
清水自由観光
朝食を終えて少しゆっくりしてから観光へお出かけ。まずはバスを利用して世界遺産登録された三保の松原へ向かいました。「フェルケール博物館前」というバス停から「三保の松原入口」まで15分ちょっとで到着。バス停から海岸まで15分位歩きます。
残念ながら当日は靄がかかっていて富士山が隠れていましたが(11月~4月が一番綺麗に見えるらしいです)、松林と海辺はきれいだったしいい散策コースでした。
1時間ほど滞在した後、再びバスを利用して港方面へ。着岸港のすぐ近くに観覧車とちょっとした遊具施設のあるショッピングセンターへ向かいました。ここでは子供のリクエストにより観覧車へ。観覧車からはヴァーゴの船体を眺めることが出来て結構良かったです。
その後船で昼食を取るために帰船しました。
船内での過ごし方
清水港を15:00に出港し、ヴァーゴは次の寄港地である鹿児島へ。鹿児島の到着時間が翌日の15:00なのでだいたい丸一日かけての航海となります。飛行機で行けば数時間で済むものを、わざわざ時間をかけて船で行く。
一見非効率に思えますが、むしろそれが船旅の醍醐味。船上には様々な施設があり無料で利用できますし(一部無料)、カルチャープログラム・ダンス教室・ショー等のエンターテイメントが常にどこかしらで行なわれているのでやることはたくさんあります。
こちらは毎日船室に配られる船内新聞「スターナビゲーター」です。その日のスケジュールやレストランの営業時間はすべてこれに記載されているので船内では手放せません。
逆に何もせずひたすらのんびりするという贅沢もあります。プールサイドで読みたかった本を読む、ジャクジーでゆっくりとする、シアターで映画を見る等など船上での過ごし方は人それぞれです。
今日のメインイベント「ガラディナー」
今日の夕食はガラディナー(フォーマルディナー)。ディナーの前にはキャプテン主催のフォーマルパーティが開催されました。キャプテンを始めとする各主要部門の責任者の方々が登場。
船長が英語でスピーチをし、それをクルーの方が中国語・韓国語・日本語と同時通訳してくれました。
ちなみにヴァーゴには多くの日本人スタッフが乗船しているので言葉の面で困ることはありませんでした。日本語専用ホットラインもあるので困ったことがあるとすぐに対応してくれるので安心。
そしてパーティーに続き「スターダイニング」というメインレストランでフォーマルディナーです。スタークルーズでは面倒なドレスコードルールはかなり緩めになっていてフォーマルディナーといえども普段服でも全く問題なしです。
我が家は一応フォーマルっぽい服装(スーツとドレス)で行きましたが、ジーンズとポロシャツといったカジュアルな方も多く見かけました。逆にタキシードみたいな超おしゃれしている方は見かけませんでしたね。
ディナーメニューはこちら。前菜とメイン料理は選べるようになっています。
気になるディナーのクオリティーは文句なし。昨晩の中華もかなり美味しかったですが、洋食も美味しい。スタークルーズの他の船には乗ったことありませんが、ヴァーゴに関して言うと食事のレベルは期待以上です。これが1泊1万円台で可能なことを考えるとほんとコスパの良い旅行だと思います。
ディナーの後はヴァーゴのメインショーラウンジ「ゾディアックシアター」でプロのダンサー・シンガー・パフォーマー達によるショーを見に行きました。
ゾディアックシアターは収容人数が800人以上と巨大なラウンジになっているため座れないということはありませんが、何しろ会場が広いのでショー開始時間よりちょっと早めに行かないとステージよりかなり離れた場所になってしまうことがあるので注意が必要です。
次の日へ続く・・・