先日にっぽん丸で5泊6日の小笠原クルーズへ出かけてきました。
クルーズといえばお金持ちやセレブ・引退後の余裕のある方たちが乗る豪華な旅行といったようなものではないでしょうか。
確かににっぽん丸のクルーズ料金は決して安いものではありませんが、全く手がでないほど法外に高いわけでもありません。では具体的にどのくらいの費用がかかるのか?
今回は気になるにっぽん丸のクルーズ料金とお得に乗船するための3つの方法を紹介します。
にっぽん丸料金は平均1泊あたり3万8千円
にっぽん丸の公式サイトを参考に実際のクルーズ料金を調べてみました。
近年催行されたクルーズをランダムに10件抽出してみました。話を簡単にするために客室タイプは一番安いタイプの「スタンダードステート」という部屋で2人参加の場合における1人あたりの料金を示しています。
コース名 | クルーズ料金 | 1泊あたり料金 |
---|---|---|
飛んでクルーズ沖縄4日間 | 115,000円 | 38,333円 |
横浜ワンナイトクルーズ2日間 | 46,000円 | 46,000円 |
五島・奄美大島クルーズ4日間 | 140,000円 | 46,000円 |
飛んでクルーズ九州・屋久島4日間 | 130,000円 | 43,333円 |
礼文島と白神山地クルーズ5日間 | 182,000円 | 45,500円 |
夏休みにっぽん丸ファミリークルーズ2日間 | 39,000円 | 39,000円 |
東北夏休みクルーズ6日間 | 242,000円 | 48,400円 |
飛んでクルーズ北海道4日間 | 117,000円 | 39,000円 |
初秋のサハリンクルーズ3日間 | 90,000円 | 30,000円 |
クリスマスワンナイトクルーズ2日間 | 42,000円 | 42,000円 |
1泊あたり48,400円から30,000円とかなり幅があります。
平均値を出すと、約3万8千円という計算になりました。
ちなみに日本船の場合、外国船と違ってクルーズ料金にチップ代・港湾税諸税は全て含まれています。食事は外国船なら有料レストランでないと食べれないようなクオリティの高い料理が毎回普通にできます。
トータルに考えると(実際に乗船した経験からも言って)にっぽん丸の乗船料金は妥当な金額かもしれません。
にっぽん丸の料金を下げる3つの方法
上記で見た通りにっぽん丸の料金は決して安いものではありませんが、その料金を下げる3つの方法を紹介します。
- ドルフィンズクラブに入会する
- 株主優待制度を利用する
- コース限定の割引を利用する
1.ドルフィンズクラブに入会する
にっぽん丸にはドルフィンズクラブと呼ばれる会員制度があります。乗船の泊数に応じてポイントが積算され、クルーズ代金の割引として使用することができます。
ただし、このドルフィンズクラブ入会申込みは船上でのみしかできません。結局、最初は正規の料金で乗るしかないのか・・・と、残念がる必要はありません。
株主優待制度を利用してお得に乗船できるハックが存在するんです。
2.株主優待制度を利用する
商船三井客船株式会社の株主優待制度を利用すれば、最大20%の割引を受けることができます。
- 1名様1クルーズ2枚までご利用可能
- 優待券1枚で、1名様1クルーズの旅行代金を正規料金から10%割引
- 優待券2枚で、1名様1クルーズの旅行代金を正規料金から20%割引
株を持っていないとダメなのかと思われるかもしれませんが、この株主優待券は金券ショップやオークションサイトで普通に購入可能です。
3.コース限定の割引を利用する
また、クルーズによっては特別な料金プランが用意されていることがあります。
例えば、60歳以上の方を対象とした「熟年プラン」や3名以上で利用するとクルーズ代金がお得になる「トリプルキャンペーン」、子供を含む3名参加で子供料金が割引になる「ファミリー割引」などなど。
対象クルーズはパンフレットやウェブサイトで確認することができます。
まとめ
私も一度にっぽん丸に乗船したことがありますが、最高級のおもてなしサービスで船旅を満喫することができました。
にっぽん丸もかなりのリピーターがいると聞きますが、それも納得の内容。特に「美食の客船」とも言われているように、にっぽん丸の食事のクオリティはすばらしいです。
是非一度にっぽん丸に乗船されてみてください。
実際ににっぽん丸に乗船した際のブログ日記もあるので良かったら合わせて御覧ください。
また近年は1泊1万円代からの格安料金でクルーズを販売する船会社も現れ大人気となっています。現在日本発着で行われている格安クルーズ旅行をまとめたのでこちらの記事も合わせて御覧ください。