5泊6日の小笠原クルーズもついに最終日となってしまいました。
航海距離約3,326kmにも及ぶ船旅でしたが、6日間楽しすぎて本当にあっという間でした。
博多港への入港は11:30だったので、ゆっくりと朝食を取る時間はありました。
最後の日にやっとにっぽん丸カレーが食べれました。そのレシピは昔からずーっと受け継がれていて、にっぽん丸の名物食になっています。にっぽん丸に乗船される機会があれば、ぜひ一度ご賞味下さい。
朝食の後はパッキングです。スーツケースといった大きな荷物は決められた時間までに部屋の外に置いておけば下船口までクルーの方が運んでくれるので楽ですよ。
ちなみに船内で利用した有料サービスの支払いですが、予めクレジットカードを登録しておけばそちらに自動的にチャージされることになっているので特に何もする必要ありません(登録方法は船内で案内があります)。
前日の夜に部屋に利用明細が入っているので中身を確認して間違いがないかだけチェックしておきましょう。何かあればレセプションで尋ねてみて下さい。
にっぽん丸乗船記まとめ
普段はコスパの良い外国客船による日本発着クルーズを利用することが多い我が家でしたが、今回は久しぶりに日本船に乗船することができました。
外国船と比較するとどうしても料金の高さが目立ってしまうのですが、実際に乗船してみるとやはりその差は歴然と感じました。サービス・食事は本当に最高級だし、チップや港湾税が請求されることもない等総合的に考えてみると意外とリーゾナブルな選択かもしれません。
大型客船のような派手さはありませんが、海に浮かぶ高級旅館といった感じで贅沢な時間を過ごすことができました。
人生初の小笠原上陸も達成できましたし、硫黄島・西之島といっためったに普段近づくこともできない風景を見ることができました。
今コースのコンセプトは「船でしか行けない場所を訪れる」でしたが、まさしく船旅でしか実現できない魅力的なコースで良い家族の思い出になりそうです。
この乗船記を通じて少しでもクルーズ旅行の魅力が伝われば幸いです。