この記事では国内発着1泊2日のワンナイトショートクルーズを行っているクルーズ船を紹介します。
クルーズ船は「日本船籍」と「外国船籍」の2つに分けられますが、1泊2日クルーズを行っているのは日本船のみになります。
具体的に船名をあげると「飛鳥2」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」の3船です。
これらの船以外に1泊2日のクルーズを行っているクルーズ船はありません。
1泊2日ワンナイトショートクルーズのメリット
豪華客船の旅と聞くと世界一周クルーズのイメージが強いかもしれませんが、1泊~2・3泊のショートクルーズも数多く催行されていて初めてのクルーズ旅行・記念日旅行・両親にプレゼントなど人気を博しています。
休みが取りにくい方でも週末やちょっとした連休を利用して参加できますし、費用も抑えつつ豪華な非日常感を味わうことができます。
料金の方ですがコースや船によって幅があり、相場的には1泊2日で1人35,000円~55,500円程度となっています。
クルーズ料金には宿泊費・食事代(フルコース料理)・エンターテイメント代・施設利用代など全て含まれています。
下に各クルーズ船への公式サイトリンクを張っていますので、クルーズ一覧からお探しの日程を見つけてみてください。
飛鳥2
日本で最も知られた豪華客船といえばやはり「飛鳥2」。
総トン数約5万トンと規模的にも日本最大のクルーズ船です。
キャビンは全室海側で約半数はバルコニー付き。充実した設備と日本船ならではの細やかなサービスでクルーズライフが満喫できます。
横浜を母港としているため、関東圏発着のクルーズが多めです。
参考:飛鳥2公式サイト
ぱしふぃっくびいなす
「ふれんどしっぷ」の精神をモットーに、心温まる交流の場を演出するクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」。
こちらは大阪に本社を置く会社のため、大阪や神戸を中心としたクルーズが多めです。
にっぽん丸
「にっぽん丸」は「大人のための豊かな国」をテーマに、美食、おもてなし、愉しみを追及した楽しい海の上の暮らしを提案します。
別名「美食の船」とも呼ばれるほど、食事のレベルはかなり高いです。
参考:にっぽん丸公式サイト
外国船籍の船は1泊2泊クルーズを運行できない
ここからは、ちょっとしたトリビア情報になります。
冒頭でも述べたように日本発着を行っているクルーズ船には「日本船籍」と「外国船籍」の2つがありますが、1泊2日クルーズを行っているのは上で紹介した日本船3船のみになります。
外国船は1泊2日の日本発着クルーズを行えないようになっています。
外国船には「カボタージュ規制」という法律が適応され、日本を発着する外国船は必ず一度は海外の港に寄港しなければならないという制限があります。
要は他国業者の船が国内運航ができない状態を作って国内の船舶会社を保護してる状態なんです。
そういう背景があって外国船で1泊2日のコースを販売している会社はないのです。
外国船のメリットはクルーズ料金が安いこと。1泊1万円台で行けるコースも数多くありますし、中には3~4泊程度の短くて参加しやすいクルーズも設定されていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。