夏から秋はクルーズ旅行シーズンであると同時に、台風がやってくる季節でもあります。
毎年7月~10月は台風の影響で多くのクルーズがキャンセルになったり、行程の変更を余儀なくされることがあります。
この記事ではクルーズ旅行と台風について2つにトピックをまとめてお話していきます
- 出発前:台風でキャンセルになるケース
- 出発後:台風で行程が変更になるケース
私も毎夏必ずと行っていいほどクルーズに行きますが、何度も台風の影響を受けています。
そこらへんの体験談も交えてお伝えしていきます。
出発前:台風でキャンセルになるケース
出港前から事前に台風が直撃することがほぼ確実な場合、乗客と乗員の安全を考慮してクルーズがキャンセルになることはよくあります。
これは航路変更ではなく完全に催行中止パターンですね。この場合、クルーズ料金は全額返金されます。
実際、2019年は台風が多く発生し大人気の夏休祭りや花火クルーズなどのドル箱クルーズの運行中止が相次ぎました。
乗下船に関する交通費や前後泊ホテルのキャンセルが必要になりますが、基本的に船会社はそこまでの補償はしてくれません。
出発後:台風で行程が変更になるケース
出港後に台風の影響で抜港(寄港がキャンセルになること)になったり、寄港地が変更となることもよくあります。
この場合、補償が出るかどうかは船会社によって対応が異なります。
外国船はお詫びの印としてオンボードクレジットを出してくれることが多いです。
個人的な体験ですが、コスタネオロマンチカで抜港の際は1人$100のオンボードクレジットをくれました。
そしてダイヤモンドプリンセスが寄港地変更をした際は何もなし。
日本船が台風関連でオンボードクレジットを発行したという話は聞いたことがありません。
天候が原因なので船会社を責めるのもちょっと違う気しますが、補償があればラッキー・何もなければしょうがないと受け入れるしかありません。
最後に
ということで夏の日本発着クルーズに申し込むときは台風が来ることを前提で考えておいたほうがよいです。
そのくらい夏のクルーズは台風の影響をよく受けます。
無事クルーズが催行されたとしても、離れた場所でも台風が通過することがあれば船は揺れます(大型船でも か・な・り 揺れます)。
事前の船酔い対策もしっかりして万全の体制でクルーズに望みましょう。