自分は昔からクルーズが好きで、年に2~3回は家族で船旅に出かけます。そのくらい船旅が好きです。
そしてよく言われます。
「クルーズって退屈じゃないの?」と。船の中に閉じ込められてどこにも行けないし、やることないでしょう?と。
実は過去20年のクルーズ人口の動向を見てみると、ものすごい勢いで伸びているのがわかります。
我が国のクルーズ等の動向(調査結果)について:国土交通省
もしクルーズが退屈な旅行であるなら、これほどの勢いでクルーズ人口が増える訳ありませんよね。
クルーズが退屈なんてとんでもない。むしろ楽しすぎて何度行っても飽きることがない。
今回はそんなお話をしたいと思います。
日本船はのんびりしたい方におすすめ
日本でクルーズというと「豪華で高い・引退したシニアの方が楽しむのんびり旅行」というイメージが多いのではないでしょうか。
確かに飛鳥2・にっぽん丸といった日本の豪華客船は一般的なイメージとそうかけ離れたものではありません。
乗客の多くが年配の方で、どちらかというとアクティブに遊び回るというか、ゆっくり船旅を楽しみたいということで参加される方が多いようです。
旅行代金はだいたい一人1泊5万円が相場。スタッフのおもてなし・サービス・料理も一流で、例えると高級旅館のようです。
のんびり優雅に過ごしたいという方は日本船がおすすめです
外国船はエンタメ盛りだくさん
しかし外国船はちょっと違います。
具体的には近年はダイヤモンドプリンセス・コスタクルーズ・MSCクルーズといった船会社が日本発着クルーズを行っています。
ここらへんの船は乗客2,000人~3,000人も乗れる大型客船で、お客さんをたくさん収容できるので、規模の経済が働いて低価格でも利益を出せる構造になっています
クルーズ料金は飲み放題付きで1日1万円台から・子供は無料という船会社もあり、低価格料金でかなりの人気を博しています。
船内プログラムも日本船と外国船ではだいぶ違います。
朝早くから船内プログラムがスタートして、日中・夜遅くまでイベント・エンターテイメント・ショー・映画上映などがあり、ヒマどころか本当に忙しくて1日あっという間に終わってしまうくらいです。
GWや夏休みは家族連れで参加されている方もたくさんいます。クルーズは大人だけの旅行じゃないんですね。
子供向けの遊び施設やプログラムもありますし、ほとんどの船では託児サービスもあって子供も大人も楽しめるようになっています。
食事もモーニングティー・朝食・昼食・アフタヌーンティー・夕食・夜食、1日6食あります。食べるのに忙しくて、これだけでもう1日終わっちゃいます(笑)
船の大きさを比較しても日本船と外国船は全然違います。外国船は毎年どんどん新造船ができて巨大化しています。
複数のレストラン・バー・プール・スパ・サウナ・大浴場・ジム・ボーリング・バスケットコート・サッカーコート・カラオケ・ゲームセンター・カジノ・アートギャラリー・図書館・インターネットカフェ、中にはショッピングアーケード、ウォータースライダー・ロッククライミング・アイススケート・ジップラインなど充実した船内施設を備えている船もあります。
外国客船は例えると大型リゾートホテルといった感じでしょうか。まるで洋上に浮く一つのホテル。
乗組員は多国籍でちょっとした海外旅行気分を味わえるのも楽しみの一つと言えます。
クルーズの楽しみはつきない
もちろんクルーズの楽しみは船だけじゃありません。
魅力的な寄港地に立ち寄りながら、観光や食・名産品を楽しむ・文化を学べるというのもあります。
船に帰ったらシャワー浴びて寝る。起きたら次の朝には寄港地に勝手に到着している。荷物は部屋においたままカバンひとつで遊びに出かける。
最高じゃないですか。
国内クルーズに慣れてきたら、海外クルーズにも是非行ってみて下さい。
世界は広いです。
クルーズ満足度が高くリピート率が高い商品で、一度乗ったら病みつきになると言われています。
私自身船旅は何度行っても飽きることがありませんし、むしろ全世界制覇してみたいという気持ちが大きくなるばかりです。