実に5年振りとなるロイヤルカリビアンの日本発着クルーズが発売となりました。
投入されるのは「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」。約17万トンという巨大客船で4月5日・15日出発、いずれも東京を発着とする2本の日本発着11日間クルーズを運航します。
気になるクルーズ料金は2名1室で一人あたり$782.5~と、1泊1万円台から乗船可能でかなり安くなっています。
もちろん食事・宿泊・移動費・エンターテイメントなどは旅行代金に含まれています。
この記事ではクルーズ料金詳細・コース内容・船内施設などを紹介。
また、実際に私がクァンタム・オブ・ザ・シーズの船内取材した際の様子もアップしているので合わせて御覧ください。
クァンタム・オブ・ザ・シーズの概要
まずはクァンタム・オブ・ザ・シーズの概要から紹介します。
- 初就航・・・・2014年11月
- 総トン数・・・168,666トン
- 乗客定員・・・4,180名
- 乗務員数・・・約1,500名
- 全長/幅・・・348m/41m
- 客室数・・・・2,090部屋
- デッキ数・・・16層
全長は東京タワーとほぼ同じ348m。イメージ的にはあの高さのタワーが横になった高さ16階建てのマンションがそのまま海に浮かんでいるといった感じでしょうか。
乗員乗客合わせて約5,700名、シアターやショッピング施設、プールやジャグジー、フィットネスにディスコ、複数のレストランがありマンションというより、もはや一つの街そのものです。
2021年4月5日・15日の2クルーズから選べます
クァンタム・オブ・ザ・シーズのクルーズは2021年4月5日出発・15日出発の2本が設定されています。
両コースの違いがわかるように表形式で並べてみました。異なるのは赤文字でマークした3日目と9日目の寄港地になります。
4月5日(月)~4月15日(木) | 4月15日(木)~4月24日(日) | |
---|---|---|
1日目 | 東京国際クルーズターミナル | 東京国際クルーズターミナル |
2日目 | 終日航海 | 終日航海 |
3日目 | 室蘭 | 青森 |
4日目 | 函館 | 函館 |
5日目 | 秋田 | 秋田 |
6日目 | 金沢 | 金沢 |
7日目 | 境港 | 境港 |
8日目 | 釜山 | 釜山 |
9日目 | 八代 | 鹿児島 |
10日目 | 終日航海 | 終日航海 |
11日目 | 東京 | 東京 |
4月5日出発コースマップ
4月15日出発コースマップ
画像引用:ロイヤルカリビアン公式サイト
また今回は日本発着クルーズということで乗客も日本人が多くなることが予想されますが、日本人コーディネーターが乗船し日本語メニューや船内新聞などを用意。
乗船日には日本語の乗船説明会も実施するので、クルーズが初めての方や言葉の不安がある方でも安心して参加できるようになっています。
クルーズ料金は2名一室一人2.5から(内側キャビン)
そして気になるクルーズ料金ですが、ロイヤルカリビアンの公式サイトに掲載されている料金表には以下のように記載があります(2名1室利用時)。
内側客室 | $782.5 |
海側客室 | $845.5 |
バルコニー客室 | $961.5 |
スイート客室 | $1,458.5 |
政府関連諸税および港湾使用料$123.16と船内チップ$145.00〜$175.00が別途必要となります。
また同カテゴリーの客室でも広さが違うなど細かく別れているので(料金もちがう)、詳細はロイヤルカリビアン公式サイトにて確認お願いします。
内側客室であればクルーズ料金と諸費合わせても$1,000ドル強なので、1泊あたり1万円少しとかなり安くなっていますね。
クルーズ途中での乗船・下船も可能
また10泊の日程が長いという方は、途中乗船(または下船)で日程を短縮する事も可能。
ただし、以下の要件がかかります
- 事前の申請が必要
- 1客室あたり$65の手数料がかかる
- 料金の割引はナシ。10泊クルーズと同料金
- 国内のみの移動は禁じられています
最後の「国内のみの移動は禁じられています」というのは、外国客船は法律により一度海外へ出なければならないという規定があるためです。
例①
東京から乗船⇒室蘭⇒函館⇒秋田⇒金沢で下船
国内のみの移動なので不可
例②
金沢で乗船⇒境港⇒釜山⇒熊本⇒東京で下船
一度海外に出ているので可能
途中乗船・下船は予約時にその旨を伝えておく必要があるのでご注意ください。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ船内施設紹介
簡単にですが、実際に乗船させてもらった時に撮った写真を掲載していきます。
屋外プール
スイート宿泊ゲスト専用プール
メインシアター
シアターTWO70
ショッピング街
カジノ
ジム
雰囲気が異なる4つのレストラン
バルコニー客室
まとめ
ロイヤルカリビアンの船が日本発着を行うことはかなり珍しいです。
今回のクルーズは11日かけながら、春の日本を周遊するという魅力的なコース。しかも料金は700ドル台からと格安。
予約受付はすでに始まっています。クルーズ料金詳細や空き情報などは代理店にお問い合わせください。